スカイ島の風をあまく見たらイカンぜよってお話・・・花の巻き

acer

風が強い日が多いスカイ島。風がない時もありますけれど、吹くときは吹くぜっ!てカンジです。例えばここ1週間ほどは、前に向かって真っすぐ歩くのが大変な位の風がずっと吹いていました。

まぁ、そんな日ばかりじゃないですけど、干したシーツが真横にバタバタたなびく位の風は結構あります。洗濯物はお蔭さまでよく乾くんですけどね、他のものまで乾いちゃうんですよ。

それが植物の葉っぱなんですね~。絶えず風にさらされているので、葉の表面から水分が奪われるらしく、すぐにしおれるというか、乾燥しちゃうんです。

いい例が上の写真のモミジ(紅葉しているもの)。大事に前の家から持って来たんです。強風はいつも南西から吹くので、その風を避けて置いたんですけど、それでも葉がカサカサになっちゃって、すごく具合が悪そうだったんです。

その時は夏で、ちょうど庭の芝生が伸びてきたので、家の周りにいる羊たちに芝生を食べてもらおうと、庭の門を開けたんです。ちゃんと彼らはお仕事をしてくれたんですけどね、何と、ついでにモミジの葉っぱまでぜ~んぶ食べちゃったんですよ、トホホ。

彼らには丁重にお引き取り頂いたんですが、時すでに遅し。哀れ、モミジの枝はツンツルテン。きっともう復活してはこないでしょう。

前の家から持って来た植物は、この哀れなモミジの他に100鉢は下らなかったと思いますが、そのほとんどが強風のために枯れてしまいました。

イングランドの前の家からスカイ島のわが家まで、約970キロ。グーグルで調べたところ、東京駅から下関までが約1000キロとなっていました。結構遠い!かなりの労力とお金をかけて運んできたんですけどね、まぁ仕方ないですね。

スカイ島の家は、芝生だけにしている家が多いんですけど、理由が分かる気がします。気象条件が厳しいんでしょうね。それでも育つ花はあるので、スカイ島の地に合った花を育てていきたいなぁと思っています。